高Ⅱ関西修学旅行
11月11日(金)から11月14日(月)の3泊4日で、「高Ⅱ関西修学旅行」を実施いたしました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、学校としては3年ぶりの実施となった今回、感染症対策も踏まえ例年とは異なる形で実施することとなり、加えて高等科二年生は4年前の「中一みなかみ自然学校」以来の宿泊行事であったことから、さまざまな不安を抱えて臨むこととなりました。最終的に、途中離団者を1名も出すことなく全行程を終えることができたことは、生徒一人ひとりが高い意識を持って参加し、各ご家庭が毎日の健康チェックにご協力くださった賜物だと感じました。
1日目には奈良の明日香村で自主研修を行いました。豊かな自然と飛鳥時代の遺跡や古墳を目の当たりにし、千年以上前の遺産に驚いておりました。
2日目はバスで奈良から京都へと向かい、クラスごとの見学を実施いたしました。法隆寺・中宮寺では現地のガイドの方に解説していただきながら見学することができ、事前学習では届かなったさらに深く広い知識を得ることができました。この日、最後の見学地である平等院では、紅葉の中にたたずむ鳳凰堂を背にクラス写真を撮影しました。
3日目は京都での班別自主研修を実施しました。日曜日であったため大変多くの観光客がおり、また朝からの大雨にも見舞われて、交通機関が乱れる中での研修となりましたが、各班で臨機応変に行動し、大きなトラブルもなく研修を楽しむことができました。
4日目はコース別研修を実施し、5つのコースから各自が希望したものに参加し、それぞれが学びを深めることができました。前日からの冷え込みもあり、標高の高いところでは見事な紅葉が見られました。
「One for All, All for One」という目標を掲げて臨んだ今回の修学旅行。常に全体を考えながら行動することを大切にしました。班やクラスでの協力だけでなく、委員が垣根を越えて助け合いながら取り組み、失敗も含めて多くの貴重な経験を積み、仲間との思い出を作ることができました。
この修学旅行を境に、これから取り組むすべての行事が学校生活最後となることを意識して、学年として成長を感じられた4日間となりました。