高I 宿泊行事代替企画(学年レクリエーション)

高Ⅰれんげ会は、中三で叶わなかった広島への修学旅行を、高Ⅰで実施するよう準備を進めて参りました。しかし、コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に伴い、宿泊行事は再び中止にせざるを得ませんでした。そこで、3月16日(水)に学年レクリエーションを行いました。

学年全体としては、タイムカプセルを作成いたしました。中に入れたのは「未来の自分自身に宛てた手紙」です。来たる成人式で開封することを夢見てペンを動かしておりました。

各クラスでは、幼少期の写真を使ったクイズ、被り物をしてゲーム、体育館でドッジボール、教室で映画鑑賞など、思い思いに楽しみました。レクリエーションの間は全員でお揃いのリストバンドを装着し、クラスメートとの絆が一層深まりました。数々の行事が思い通りに実施できなかったという悔しさも相まって、それを取り返すようにレクリエーションを楽しんでいました。

 

レクリエーションの間に取った昼食の時間には、広島の食文化を味わうことを趣旨として、「あなご飯」「もみじ饅頭」「はっさくゼリー」を堪能しました。お弁当屋さんの工夫の凝らされた「あなご飯」は、これまで穴子があまり得意ではなかった生徒にも大変好評でした。食事は黙食でしたが、生徒たちが美味しそうに食べる様子が印象的でした。

 

生徒は冬休みの課題として、自主研修する予定だった広島県尾道市についての調べ学習を行いました。食文化について関心を持った者も多く、実際に食すことができ、良い学びになりました。実際に広島へ行くことは叶いませんでしたが、調べ学習と食文化の体験を通して、将来自分の足で広島の地へ行くことを決意した生徒もいたようです。
委員を中心とした企画立案から始まり、レクリエーションのルールも自分たちでよく考え、最後まで無事に実施することができました。すべてが思い通りに進むというわけではありませんでしたが、この状況で自分たちは何をどのように楽しむことができるか、多くの案を出し合って実現を果たしたという経験は、来年度の修学旅行へと繋がると感じました。

ページトップへ