卒業する高等科３年生に在校生が祝意と感謝を伝える送別学芸会が３月１６日に開催されました。コロナウイルス感染拡大により十分な準備時間が確保できず、例年行っている合唱や劇などの催し物は残念ながら今年度もできませんでしたが、各学年・団体が１０分程度の動画を作成し、上映しました。

在校生たちは制限の多い中でも工夫を凝らして様々な準備をしてきました。当日は校舎入口から高３教室へと続く廊下や階段に数々の装飾を施し、卒業生を出迎えました。高３教室がある２階廊下から１階を見下ろすと、卒業生の会名「はなもも会」が花で形作られているのが見えます。この花は、在校生全員が花紙で作成したものです。卒業生は体育館で、在校生は各教室でそれぞれ動画を鑑賞しました。久しぶりに集う高等科３年生は、皆で過ごす最後のひと時を存分に楽しむことができました。

卒業式では会えない後輩たちからの想いを胸に、高等科3年生は卒業していきます。

総合体育館に集まる高等科３年生、学芸委員会委員長のあいさつで始まりました


高等科２年以下の学年は教室にて鑑賞しました


生徒ホールに飾られた卒業生の会名、在校生全員の想いが込められています


下足室に施された装飾が卒業生を出迎えます


総合体育館に続く通路でもこのような装飾で卒業生を出迎えました