一学年だけの"学芸会"
7月2日(金)、中等科三年生オリーブ会は、放送室からの"学芸会"を実施しました。
昨年度の3月に予定されていた送別学芸会はコロナ禍のため中止となりました。昨年12月に学年内の責任者を決定し、演目の学年投票、脚本の作成まで進めたところでの残念な決定に、中等科二年生だったオリーブ会の生徒は皆、肩を落としました。学芸会は中止となりましたが、完成していた「オリーブオリジナル 美女と野獣」の脚本の出来はとても素晴らしいものでした。このまま何もしないのはもったいない、何とか形にできないか、責任者同士で話し合いました。しかし、感染症対策をしながら、脚本を十分に生かした劇を役者同士が向かい合って演じるのは難しいと判断しました。
そこで、話し合いの中で出た「紙芝居や人形劇にして、声をアテレコしよう。そして、それを放送室から各教室に流そう」という案に決まり、各クラスで、絵を描く人、人形を作る人、セリフを担当する人を募りました。学期末試験が迫る中、わずかな時間も無駄にせず準備を進め、リハーサルを行いました。
いよいよ当日。科長先生を特別ゲストに迎え、オリーブ版学芸会の幕開けです。放送室はオリーブ会らしい穏やかな雰囲気の中、楽しみながら素晴らしい作品を上演することができました。教室から観劇した生徒たちも主人公たちの恋の行方に心揺さぶられ、笑いあり涙ありの作品を楽しみました。
制限された環境に屈することなく自分たちでアイデアを出し合いました。今までにない試みにも恐れずに挑戦する気概がオリーブ会の中に育っています。(主管より)
本番前最終チェックです。
放送室から責任者が指示を出しています。
科長先生の開会の挨拶で学芸会の幕開けです。
カメラワークを確認しています。
人形劇の様子①
人形劇の様子②
人形劇の様子③
人形劇の様子④
人形劇の様子⑤
人形劇の様子⑥
教室の様子
エンドロールでは、声優陣と人形・絵作成者の紹介がありました。
【放送室スタジオにて】
【教室のテレビに映し出された画面】