14日目(最終日)

今日は朝一番に、イートンのスポーツについてのレクチャーを受けました。イートンのスポーツの歴史や、イートン独自のスポーツについてなど、とても興味深い内容でした。その後、最後の授業を受けました。

昼食のあとは、ウィンザーに行き、買い物やイングリッシュカフェでの最後のお茶を楽しみました。

コース終了ディナーでは、イギリス伝統料理のヨークシャープディングとローストビーフ、デザートにはイートンメスをいただきました。 ディナーの後にはディスコで大いに盛り上がりました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、最後に全員でお世話になったスタッフに感謝の意を伝えました。

明日は早朝に空港に向けて出発します。日本時間の8月8日(木)の早朝に到着予定です。到着出口付近で一度集合した後に解散します。

本日分をもって今年度のイートンサマースクールのブログは終了いたします。

13日目

今日は朝食を食べてすぐにレクチャーを受けました。内容はこれから訪れるロンドン自然史博物館についてでした。 全員揃ってバスでロンドンへ向かいました。終盤の疲れもあり、車内で静かにリラックスしていると、一時間ほどで到着しました。

自然史博物館では恐竜や人類の進化、地球の歴史など様々な展示を見て回りました。 

その後、歩いてハイドパークとケンジントンガーデンへ行き、ピクニックランチを楽しみました。ロンドン最大の公園で楽しくランチをいただきました。ランチの後はケンジントン宮殿を外から見て回り、自由時間にはケンジントンハイストリートでショッピングを楽しみました。 

イートンに戻って夕飯を食べたら、いよいよタレントショーが始まりました。他校の生徒さんたちと一緒に、ピアノやダンス、歌に始まり、茶道や日本舞踊、そしてソーラン節などが披露されました。最後は各校が取り組んできた曲を合唱し、大盛況の中ショーを終えました。

12日目

今日は、昨日のレクチャーで事前学習をした港町ポーツマスへ行きました。プログラムも後半に入り、疲れが見える生徒もいますが、全員揃って出掛けることができました。ポーツマスでは、海底から引き上げられたテューダー朝時代の軍船メアリーローズ号の遺構や、イギリス海軍の博物館を見学しました。また、船に乗って昼食をとりながら、海側から施設や軍船などを見学することもできました。

その後はポーツマスのショッピングモールで自由行動。お土産を買ったりお茶をしたりして、思い思いに過ごしました。

イートンに戻って夕飯の後はダイアリーを書きました。就寝前の自由時間には、明日のタレントショーに向けて練習に励み、一日を終えました。

11日目

今日は一日イートンDAYでした。午前中に三つの授業を受け、その後レクチャーを受けました。今日のレクチャーは、明日訪れる予定のポーツマスについてです。ヘンリー8世とローズメアリー号、ネルソン提督とトラファルガー海戦などについて予習し、明日の準備はばっちりです。 

午後はまずファンデーションツアーに参加しました。イートンカレッジの基となった、現在宿泊中のCollege(house)や最初の教室であるLower schoolを見学し、チャペルではスタッフが弾くパイプオルガンの美しい音色に耳を傾けました。 その後は再びSports day。今日は体育館に移動して、ネットボールというバスケットボールに似た球技とバドミントンをしました。体育館の外ではイートンファイブというスポーツを行いました。これはグローブをつけて4人1組で壁当てをする、イートン独自のスポーツです。このスポーツは、教会の待ち時間に行われたボール遊びが起源のようです。 

夕飯はイブニングアクティビティの映画鑑賞に合わせてピザをいただきました。映画は「パディントン」を鑑賞しました。

10日目

今日は午前中の授業の最後に、イートンのハウスの寮母として働いているデニス・ストックさんから、寮母の仕事についてのレクチャーを受けました。寮母の仕事についてのお話の中で、ハウスの歴史やイートニアンの生活、入学する生徒のハウスがどのように決まるかなど、様々なお話を伺うことができ、とても興味深いレクチャーでした。 

お昼の後は、イートンのチャペル奥の芝生でスケッチをしました。涼しい風に吹かれながら、それぞれ思い思いにスケッチを楽しみました。 

その後は自由時間をはさんで、イートン所有のクイーンズエイトという小さな島に船で渡りました。川と木々に囲まれた美しい芝生の上で、フリスビーや巨大ジェンガなどを思い思いに楽しみました。夕食は、クイーンズエイトのスタッフの方に調理していただいたバーベキューを楽しみ、大満足でハウスに戻りました。

9日目

今日は朝食後にレクチャーを受けました。これから向かうウィンザー城と英国ロイヤルファミリーについて学びました。 イートンから歩いて15分ほどでウィンザーに着きましたが、観光客が多く、また衛兵交代式もあり大変賑わっており、入城までに時間がかかりました。 城内ではクイーン・メアリーのドールハウスや飾られている絵画や彫刻などを見て回り、最後にディレクター(スタッフのリーダー)がかつて聖歌隊メンバーとして週に8回歌いに通ったチャペルに入り、故エリザベス女王のお墓も見て回りました。 

その後、ウィンザー城周辺で自由時間となり、お昼ご飯用のお小遣いを受け取り、ショッピングとランチを楽しみました。自分の力でハンバーガーを頼んだり、スーパーマーケットに入って日本と異なる点に驚きながらも自由時間を満喫しました。 

イートンに戻ってからは、今日も授業を受けました。外出から戻ったこともあり、疲れも見えましたが、しっかりと学んでいました。授業の最後には歌の練習を行い、スタッフの方々の即興ダンスで盛り上がりました。 

夕飯の後はダイアリーを書きました。今日のイブニングアクティビティは「ジャスト・ダンス」というゲームに取り組み、指示通りに色々なダンスを踊って楽しみました。

8日目

今日は朝食を食べたあと、バスに乗ってロンドンへ行きました。まずは昨日のレクチャーで学んだ大英博物館へ。ロゼッタストーン、パルテノン神殿の彫刻、サットン・フーの兜をグループごとに回ったあとは、自由に館内を見て回りました。再集合時には、館内ショップのお土産バッグを抱えた生徒も多くいました。 

その後、ロンドンの中心部を歩いてコベントガーデンへ向かいました。支給されたお昼ご飯用のお小遣いとともにお昼休憩兼自由時間となり、各々コベントガーデン周辺で自由に過ごしました。 

ランチのあとはお待ちかねのミュージカル「ライオンキング」鑑賞です。シアターがひしめくウェストエンドを歩いて移動し、ライセウム・シアターへ向かいました。もちろん全て英語での鑑賞でしたが、馴染みのあった生徒も多く、素晴らしい時間を過ごせました。

帰路の途中、バス内からトラファルガー広場やナショナルミュージアム、ビッグベン、ハイドパーク、ハロッズ、ヴィクトリア&アルバート博物館などの名所を眺めることができました。

7日目

今日も午前中は授業を三時間受けました。今日のレクチャーは、明日訪れる予定の大英博物館についてでした。博物館の成り立ちや所蔵品について学びながら、「入館料を無料にしているのはなぜか?」や、長らく議論されている「所蔵品は元の国に返還されるべきか」についても考え、意見を交わしました。 午後はイートン自然博物館と工芸博物館を訪れました。自然博物館では、1875年から蒐集された鳥類をはじめとする動物や蝶などの昆虫の模型が展示されており、ワークシートを使ってじっくりと見て回りました。工芸博物館では、エジプトのミイラや棺、仏像、鏃や斧など様々な所蔵品を見学しました。 博物館巡りが終わると、ハウスへ戻り、着替えを済ませてイートン敷地内にあるドーニーレイクへバスで移動しました。2012年ロンドンオリンピックのボート競技の会場にもなった湖でボートに乗り、時に競争しながら景色を楽しみました。 夕飯は湖畔のテラスでいただきました。夕飯の後はディスコタイムで、大いに踊って歌って盛り上がりました。多少疲れの見える生徒もいますが、大きな病気もなく過ごしています。

6日目

今日もイートンカレッジ内で一日を過ごしました。午前中は昨日と同じように三時間の授業とレクチャーを受け、昼食をとりました。 

午後はまず、8月5日に行われる予定のタレントショーに向けて全員で歌の練習をしました。スタッフの熱量に負けじと練習し、だんだんと仕上がってきており、発表の日が楽しみです。 その後、食堂へ移動して待ちわびていたスコーン作り体験が始まりました。食堂のデザート部門にお勤めの方から作り方の説明を受けたあと、3人1組になり協力して生地を作りました。溶き卵を表面に塗って15分ほど焼いてもらいました。出来立てのスコーンをいちごジャムとクリームと一緒に食べて、皆ご満悦の表情を浮かべていました。イギリスではスコーンの発音(スコン or スコーン)や、ジャムとクリームどちらを先につけるかは人によって異なり、スタッフの間でも意見が割れており、白熱した楽しい議論がありました。 

夕食のあとは日課になっているダイアリー(英作文日記)を書きました。文法やスペルなど細かいことも教えていただいています。イブニングアクティビティでは今日はクイズに取り組みました。レクチャーで学んだイートンやストーンヘンジについてのクイズや、イギリス文化やお世話をしてくれているスタッフについてなど、楽しく学びました。

5日目

今日はイートンカレッジ内で一日を過ごしました。午前中は三時間授業を受けて中休み(チャンバー)で休憩したあと、イートン卒業生のスタッフによるイートンでの学校生活についてのレクチャーを受けました。イートンの成り立ちに始まり、伝統的な学校行事、生徒の自主性を支える幅広い課外活動や、25あるハウス(寮)の特色と寮長について、また他とは異なるイートン独自の学校にまつわる名前のあれこれ(Beaks=Teachersなど)など、卒業生ならではのお話を聞くことができました。

昼食を食べてから午後は青空の下でスポーツデー。フットボールやリレーなど様々な競技に取り組みました。日差しは強いものの、気温は23度ほどと過ごしやすく、時折吹く風が心地よい天気でした。

夕食後にはダイアリーを書きました。さらに今日はバースデーパーティを準備していただき、椅子取りゲームやイギリス版だるまさんが転んだ(?)などで誕生日・誕生月の友人たちを祝いながら素敵な時間を過ごしました。イギリスの夏は日が長く、9時ごろまで明るいため時間の感覚が日本とは大きく異なりますが、朝から夜まで余すことなく充実した活動だったので今日はぐっすりと眠れることでしょう。

4日目

今日は朝食を食べたあと、バスに乗ってストーンヘンジを見に行きました。イギリスらしからぬ晴天のもと、昨日受けたレクチャーを思い出しながらゆっくりと一周し、記念写真を撮りました。
ソールズベリーに移動後、イギリスで一番高い大聖堂の塔を見ながら、横の芝生の上でサンドイッチとフルーツの昼食を食べました。その後、大聖堂内部へ。ステンドグラスの美しさに多くの生徒が感動し、写真に収めました。最後に、厳重に保管されているマグナ・カルタを見学し、聖堂を出た後はソールズベリーの街を自由に散策しました。
行き帰りも、車窓からイングランドらしい田園風景を楽しみ、素晴らしいエクスカーションとなりました。

3日目

今日は午前中の授業の最後に、明日訪れる予定のストーンヘンジとソールズベリーについてレクチャーを受けました。途中、ストーンヘンジが造られた目的や、巨大な石の運び方についてのディスカッションタイムが設けられ、レクチャラーの先生とコミュニケーションをとりながら、とても楽しく学びました。

昼食は、イギリスの伝統料理であるフィッシュ&チップスをいただきました。午後の最初は、初めてのフリータイムでした。多くの生徒がグループを作って外出し、イートンの街を楽しみました。午後の最後はスポーツアクティビティでした。イートンの広く美しい芝の上で、ラウンダーというソフトボールに似たイギリスのスポーツを教えていただきました。

夕食のあとは、15世紀から使われているLower Schoolというイートンカレッジ最初の教室で、ダイアリーを書きました。ダイアリーは、プログラムの最後まで、これから毎日書き続けます。

2日目

午前中は、避難訓練、クラス分けテスト、初めての授業があり、午後は授業の後、制服に着替えて記念撮影を行い、ウェルカムディナーと、忙しい一日でした。

生徒たちは授業の時だけでなく、アクティビティの間のちょっとした時間にも、先生やスタッフの方々と英語で楽しく話しています。ウェルカムディナーでは、15世紀からイートニアンのダイニングホールとして使われているCollege Hallでコースディナーをいただきました。ディナーの最後には、サマープログラムのチェアマンであるファシー先生から心に残る歓迎のスピーチをいただき、心もお腹も満たされてハウスに戻りました。

1日目

 2019年以来のイートンサマースクールが始まりました。現地時間の18時ごろ全員無事にイートンカレッジに到着し、先生やスタッフの方々の温かい歓迎を受け、夕食とミーティングを終えました。長旅の疲れも少し見えますが、初日から先生方と楽しそうに話す様子も見え、明日からしっかりと学び、さまざまな経験をしようという思いが感じられます。

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