お茶の水女子大学 研究室体験・見学
2025/10/06
化学部は8月19~21日に校内合宿を行った後、8月26日にお茶の水女子大学共創工学部の秋元研究室を訪問しました。秋元文先生は本校の卒業生で、ハイドロゲルなど材料工学がご専門です。2年前の講演会でお話をいただいたご縁もあり、研究室体験が実現しました。
講義を受けたのち、全員が実験に取り組みました。新生児用紙おむつは何Lの水を吸収できるかを調べたり、吸水性ポリマーに水を加えてゲル状に膨らませて、さらに塩をかけるとゲルがしぼんで水分が出てくる様子を観察したりしました。また、温度により粘性が変化する高分子の観察なども行いました。一人ひとつずつ器具や試薬を用意していただいたので、思い切り楽しんで実験することができました。
最後に研究室にある「ゲルを作るロボット」や「ゲルの性能を測定する装置」など研究の現場を見学させていただきました。

左:水を加える前の吸水性ポリマー
右:水を吸収してゲル状になったポリマー

滴下の力加減を調整すると、イクラとは言い難い大きさ・形のゲルも作れる