中3公民 ディベート

中3の公民の授業は、週4時間のうち1時間をアクティブラーニングの時間として、主体的に調べ、分析や考察を深める対話型の学習をしています。
3学期は次の3つのテーマについて、肯定派・否定派に分かれてディベートを行いました。

ディベートのテーマ
①「日本は防衛費を増やすべきである」
②「日本は原子力発電の利用を続けるべきである」
③「国際連合常任理事国の拒否権を存続するべきである」

学期の前半は、根拠となる資料探しや議論の進め方についてチーム内で相談を重ね、ディベート当日の準備をしました。答えのない議題に対して友人と議論を重ね、相手側の立場からも考えることで視野を広げ、思索を深めていきました。
20230320_01.jpg

ディベート当日はHRの机を移動して肯定派・否定派が向かい合う会場を作り、ディベーターはロイロノートの資料を各自のICT端末で提示しながら議論を進めました。
20230320_02.jpg

白熱した議論の合間には、次の反駁・結論に向けてチーム一丸となって対策を練りました。
20230320_03.jpg

肯定派・否定派それぞれの立論・反駁(ばく)、結論を聞いた聴衆の生徒たちは、大いに悩みながら、根拠が明確か、説得力があったか、などを考えて投票しました。(青:肯定派、赤:否定派)
20230320_04.jpg

生徒の振り返りから
「私は元々防衛費増額に反対だったので、(あえて)肯定派に入ってディベートをしてみて、よく知らないのに一概に否定するのも良くないなと思った」
「準備にあたり、関係するニュースがテレビや新聞にあると自然とメモする癖ができた」
「調べて友だちと議論しているうちに、裏の部分を知り、新たな考えをもつことができた」
「自分がこんなにも意見を述べたいと思ったことがなかったので、新しい自分を見つけられた」
「ディベートにおいて大切なこととは、(その)議題について、広い視野を持って幅広い見解を示していくことだと思えた」

ページトップへ