高Ⅰ 能楽鑑賞会事前講義

2月に行われる能楽鑑賞会の事前学習として、1月28日(土)に高等科Ⅰ年生対象の「事前講義」が行われました。

能楽鑑賞会は、生徒たちが伝統的な文化に触れる機会として、女子部が大切にしている高等科の行事の一つです。生徒たちは鑑賞会に先立ち、事前学習を重ねて臨みます。特に、初めて能楽に触れる生徒の多い高等科Ⅰ年生は、冬休みに書籍やインターネットを利用した調べ学習を行い、ロイロノートにまとめました。また、「事前講義」の機会があり、毎年、能楽師の先生のお話をうかがっています。

今年も観世流能楽師の山階彌右衛門先生が講師として来校くださいました。舞や謡をご披露くださったほか、本物の面や装束を見せていただきながら能の歴史から所作や姿勢など舞台での基本的な事柄についてまで、親しみやすく手ほどきくださいました。また、生徒からの質問にもお答えくださり、大変貴重なお話を聞くことができました。

生徒からは、「本物に触れ、鑑賞会が楽しみになった」「どこか遠くに感じていた伝統文化を肌で感じられた」という声が多く聞かれました。鑑賞会当日が楽しみです。

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事前講義は学習院女子大学のやわらぎホールで行われました

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実際に舞台で使用する装束を見せていただきました

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摺り足の練習の様子です

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