第26回 俳句甲子園(全国高等学校俳句選手権大会)団体奨励賞

6月16日に行われた地方大会(東京会場)を経て、8月23~26日松山市で行われた「第26回俳句甲子園(全国高等学校俳句選手権大会)」に高等科1年生6名が参加し、団体奨励賞を受賞しました。

地方大会では「長閑(のどか)」「蝌蚪(かと)」「薊(あざみ)」等、全国大会では「ハンカチ」「翡翠(かわせみ)」「メロン」「暑し(あつし)」等の兼題で各自俳句を作り、夏休み中も互いに推敲し、ディベートの練習を重ね、当日を迎えました。

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予選リーグ(大街道商店街)

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敗者復活戦

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表彰式

(全国大会 投句)
○ 灯台は遠くハンカチ首筋に
○ メロンごろりコペルニクスの地動説
○ 解答に「解なし」とある暑さかな(個人 入選)
○ 翡翠はエンドロールのやうな空へ
○ 地下駐輪場スロープ半ばの暑さかな


(参加した生徒の感想)
○様々な活動を掛け持ちしながらの出場となり、練習中はもっと時間があればと何度も思いました。悔しかったり嬉しかったり、ずっと楽しかったです。去年誘われた時は自分がこんなに夢中になるなんて思いもしませんでした。私を仲間にしてくれてありがとうと言いたいです。
○今回の俳句甲子園では自分達が作った句、そして対戦相手の句と向き合い、真剣にディベートをすることで俳句の奥深さを感じることができました。憧れの松山の地での試合はとても充実したものでした。今後もこの経験を活かしていきたいと思います。
○作句、吟行、ディベート、他校との交流など今まではおよそ行われなかったことを多くさせていただきました。俳句をより深く知ることはもちろん、多くの方の句を鑑賞することでこれからの作句の刺激になりました。自分たちの、俳句を本気でやりたいという想いに応え、俳句甲子園出場にご尽力くださった皆様に心から感謝申し上げます。
○初めての俳句甲子園で、自分の句について語り、さまざまな人の句を鑑賞できたことが本当に嬉しかったです。
○全国の学校の句やディベートを見ることができて、とても勉強になりました。学校によって、句の雰囲気やディベートの感じも違っていて、あまり見たことがない不思議な句もたくさんあり、とても面白かったです。来年も全国大会に出場できるように、いろいろな句を作っていきたいと思います。
○俳句という文学を通して様々な経験ができて良かったです。俳句は自分の感性が試される難しいものですが、メンバーと共に作品を磨き上げるのはとても楽しく、充実した時間を過ごせたと思います。忘れられない幸せな夏になりました!

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